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環境包装設計事例の紹介と解説

通い箱化によるコストの削減と廃棄物の削減

写真1写真1

この事例は、コネクタカバーの梱包事例である。
製品は、写真(1)のような形状をしており、現在の梱包では写真(2)の赤丸部分が欠けてしまうことがあり、NGとなる問題があり、梱包設計の依頼を受けた。
通い箱での仕様となるため、外装はプラ段で内装はエペランを貼り付けた仕様で設計をした。
写真(3)のように、四方にエペランを貼り付け、写真(2)の赤丸部分を逃がすように貼り付けるエペランの寸法を調整した。

写真2写真2

製品をセットした状態が写真(5)であるが、ここで課題となったのがフタの部分である。
実際の製品では、コードの部分が100m程度あるため、上からフタをかぶせるということができない。
そのため、写真(4)のように片側が開いているフタの仕様でコードの横からフタを差込、マジックテープで本体側と止める仕様とした。

写真3写真3
通い梱包とすることで、以上の効果が得られた。
(1)梱包材にかかるコストを下げることができた。
(2)廃棄物の削減につながった。
写真4写真4
写真5写真5

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